<DATA> 開店: 16:00 閉店: 23:00 定休日: 住所: 名古屋市熱田区切戸1-8 電話: 052-671-5640 |
調査日:2003/02/25(火)
撮影日2003年10月4日(土) 定休日だろうか、、営業時間だが暖簾が下がっていない、、
まさか廃業なんてことないよね、、 ちょっと心配。
木造住宅が立ち並ぶ町並みにひっそりと営まれている。
決して車などで入ることはできない路地の置くに牛乳石鹸の見慣れた暖簾が。
細かいタイルで張られた入り口周りの外観に、右手にあるやはりレトロな感じのコインランドリーが哀愁を漂わせる。
同区の「草津温泉」とある意味似たようなシチュエーションだがなぜかこちらのほうがボロいのだが、暖かな印象がある。
木造の銭湯で、番台は低め、目の前には懐かしい黄色いペプシの冷蔵庫がある。よく駄菓子屋などでみかけたアレだ。
脱衣場はレトロの固まり。 波板がはめ込まれた木のロッカーに定番のオシドリ製キーシリンダー。
柱なども木で入り口上部の細かい窓など昔の木造校舎のようだ。 一部柱が薄いパステルグリーンで塗られ
この色もまたレトロ。 床はドシドシあるくとビビルような古さ。
そういえば昔の家って歩くとギシギシいって誰か来たなとかなんか生活の音ってありましたが、まさにそんな感じ。
流しも見てほしい。 この細かいタイルでつくられた流しってすごく古い。
浴室は壁面下部は大きめのタイルで張替えられているが、カランから鏡までの部分や、浴槽の細かいタイルなどは昔のまま。
さすがにこのあたりは目地の汚れが目立ってきているが、これも味ってヤツだ。 局面を多様した細かいタイルの浴槽は健在。
浴槽が2列に横に並ぶような変わったレイアウト。 入ってすぐに目の前にあるのは、小さめの衝立状の洗い場
その次に横に並ぶ1つ目の浴槽で、真ん中に仕切りがあり、中央が空いていて隣の深めの浴槽のほうへ行ける。
右側の深いほうは湯が出ているのでかなり熱い。 手前のほうが長湯できそうだ。
つきあたりの壁に並ぶ2列目は左からジェット*2、発泡。右の浴槽はデンキで標準よりちょっと強めのパワー。
左右電極タイプだが、一部タイルが欠落していてくたびれはじめていた。
天井は山形で、特徴的なのは十字にクロスするようになっている梁がちょうど中央で交わり、そこがひし形の蒸気抜きになっている。
天井を見るかぎり相当に年季が入っている。 サウナなどはないが、出るところ右手に区切られたボディーシャワーはある。これもレトロだ。
全般的にそのまま古いという感じで、時代を感じたい人にはいいかもしれない。
番台のおばさんも人当たりがやわらかく、なにかホッとするものがあり、こういうのが大切だと切に感じた。
スーパー銭湯でアルバイトのおねぇちゃんが言う「ありがとうございました」と何かちがうのだ。
レトロ銭湯好きの人は早めに行っておいたほうがいい。ドリンク類は雪印牛乳など
煙突も補修の手がはいっているが年季ものである。 最近は風呂屋の煙突もみつけにくくなった。
建物の背が高くなりうもれてしまうのだ。 やっぱり風呂屋の煙突が見える高さの建物が並んだ
、そんな町並みがいいなぁ、、