<DATA> 開店: 15:30 閉店: 22:30 定休日: 月 住所: 名古屋市千種区内山2丁目14-6 電話: 052-731-2601 |
調査日:2004年3月31(水)
大曽根から今池へ向かう途中環状線の東側に入る道にある。一方通行で環状線から直接入れないので注意。
外観は一見して銭湯らしくないかもしれない。どちらかというと、普通の分譲マンションのロビーのような感じなのだ。
もちろん看板などがあるから分かるのだが、雰囲気が他のビル銭湯と少し違う。
入り口は正面の階段を上がって2Fにあり、自動ドア。駐車場は1F。コインランドリーも1Fにある。
2Fの入り口をはいると目の前にはアクリル蓋の下足箱、左側に向くと、カウンターのあるスペース。
手前が女湯、カウンターをはさんで奥が男湯の入り口でその奥には机に椅子、TVが置かれた休憩スペース。
ドリンク冷蔵庫はカウンターの目の前。 カウンターのご主人は概して無口だが感じが悪いというわけではない。
よく脱衣場や、浴室の手入れをされているのが好印象だ。
脱衣場へはいる。 カウンター前のスペースしかり、脱衣場然りなのだが、
なんとなくやっぱり他の銭湯と雰囲気が違う。おかしな例えかもしれないが、
シネコンではないちょっとなつかしい感じの映画館のロビーとかそんな雰囲気を連想した。
やっぱりなにかなつかしい要素があるのだろう。
脱衣場のレイアウトは男女仕切りが鏡になっておらず、一面ロッカー。
上部は男女ともつながっているので鏡のある位置がロッカーということになる。
では鏡はどこに、、ロビー面の壁に鏡とドライナーなどがあるスペース。 この位置に鏡があるのは初めてだ。
ロッカーは他に外壁側と、浴室面男女仕切り側寄り下部にあり、外壁側ロビー寄り角はトイレ。
ロビーからの出入り口すぐに大きい柱があり、ここにも鏡が貼られている。
カウンターの背後にはお風呂グッズを購入したりする窓があいており、
その横には商品見本をならべる陳列ケースが壁にはめこまれている。
このあたりがちょっと映画館のパンフレットとかグッズを売っている雰囲気と繋がるのかもしれない。
脱衣場の天井はビル銭湯だけあって低め。 浴室への入り口は脱衣場のほぼ中央に位置する。
緩衝地帯は通路状で、男女仕切り側のみ流しがあり、トビラは浴室側のみ。 左右に別室を備えるためだ。
どちらも浴室側から入るもので、外壁側がラドン浴、男女仕切り側がサウナでどちらも別料金。
サウナ200円、ラドン浴は中の看板には500円とあったが本当だろうか、、
短時間でも利用された方は徴収云々という注意書きが目立ったので、
おそらくタダ入りする人が後を立たなかったのだろう。
みっともないので紳士的に料金は払って利用してもらいたいものだ。
だが、個人的意見だが追加料金が高いサウナはどこも利用している人が少なく逆効果だ。
低料金か、タダのところは利用客も多く、集客効果のための材料程度にしか考えていないところが
逆に成功しているようだ。
さて前置きが長くなったが浴室へ入る。これはちょっと意外だった。
思ったより広々しており天井はさほど高くないが、脱衣場よりは高さがあり、開放感がある。
萎縮した感じの浴槽ではなく、比較的大きい浴槽がバーンとある感じ広々していて実にいい。
浴槽レイアウトはセンター配置で、大きく3つ分かれたものが連結されて中央にある。
左が白湯で高温湯とあるが、やや熱い程度で、東京銭湯からすればこれでも普通くらいだろう。
いい湯加減だ。そしてその右が一番大きい浴槽で、ジェット&バイブラ。ジェットは白湯側から幾筋も噴出し、
バイブラはその反対側。大きく足をのばして入っても壁に足がつかないし、何人も同時に入れる広さが嬉しい。
3つ目は一番小さい浴槽で、白湯の手前、外壁側に斜めにとりつくようにレイアウトされている。
電極はL字配置でパワーは心地よいレベル。周波数が低め。
突き当り壁面は一面ガラスになっており、外に観葉植物などが見える。
露天風呂が外にあるのかと思ったが、庭だった。明るい時間だったら光がさしこんで気持ちいいかもしれない。
脱衣場面男女仕切り側角に大きめの水風呂がある。
洗い場は脱衣場面以外の3面に並ぶ。
突き当り壁面は窓が結構低い位置まであるのでシャワーはパイプが上に向かって生え、
下に折れ曲がるようにして取り付けられている。カランやシャワーの湯加減、湯量ともに快適であった。
やや目立たない場所なので、穴場といえるかもしれない。