<DATA> 開店: 15:00 閉店: 23:00 定休日: 日 住所: 名古屋市北区辻町4丁目71 電話: 052-981-0275 |
調査日:2003/07/24(木)
三階橋の交差点を渡らず西へ向かうとアピタがあるがその手前に一箇所だけ妙にレトロな建物が!!
それが新明湯。 レトロな銭湯もまだ探せば名古屋に生き残ってが、ここは保存の程度が良いので嬉しい。
外観は二回が住居になっているものの、瓦屋根で入り口も左右から入る突き出した屋根で上部には欄間がある。
中へはいると、木としっくいの感じがとても和風な味わい。
木の柱等もぬりがやり直されており保存状態が良い。
ロッカーは外壁側に中央がすりガラスになった木製のものが50個。
その奥がトイレ。トイレはこの古さにして結構綺麗だった。
緩衝地帯の流し横には庭もあり、脱衣場から庭への窓枠が木で、窓枠の角が丸められているガラス戸。
そして脱衣場浴室側上部には欄間が。 建具が結構凝っている銭湯だと思う。
浴室へ入る。浴槽レイアウトは中央に楕円のセンター浴槽の白湯、つきあたりに右から電気、ジェット、気泡。
男女仕切り側に小さめながら薬湯。あとから増設したのだろうか。
特筆すべきは、男女ブチ抜きの富士山のタイル絵があること。
INAXの既成品という話もあるが、もしそうなら私の自宅にも是非欲しい、、、。
ここの湯は湯加減も東京的でいいと思う。
ドリンク類は結構豊富。明治牛乳だった。
脱衣場には机とも椅子ともとれない椅子が配置されているがここには新聞などが置いてあり気がきいている。
ゲタバコは木製で鉄ふたのものではなかった。
ここはレトロにして残す部分と改装すべき部分をよく分かっている銭湯だと思う。
お客もたくさん来ていて期待できそうだ。 また訪れたい。
なお、当HPからもリンクしている「観察Web」内で内部などを阿部さんがレポートしておられます。
そちらも是非ご覧下さい。