東湯

<DATA>
開店:   16:00
閉店:   21:00
定休日: 日
住所: 名古屋市緑区有松町大字有松(有松〒の向かい)
電話:  電話帳記載なし

調査日:2003/09/23(火:祝日)

有松街道側ではなく、恐らく反対側が正面なのだろう。 こちらの道路はとても細い。
コインランドリー前には駐車場有り。

有松温泉を探していて偶然発見した。 こちらが有松温泉かとおもったがちがっていた。 
こちらの写真は有松街道側から見たもの。 

旧道ぞいに「ゆ」の看板がみえたので横を見てみる。 しかし煙突と東湯の看板が見えるだけ。 
駐車場より1段低くなっているその下に銭湯がある。 駐車場脇の細い道をおりていくと「入り口はこちら」の看板が。 
細い路地を回り込むと入り口がある。ちょっと秘密っぽくて面白い。 

だが実は裏の細い道から行くと未舗装だが駐車場が裏にもあるのだ。おそらくそちらが正面(最上部写真)
 隣にはコインランドリーが別棟で併設されている。 

外観からあまり期待していなかったのだが、引き戸を空け玄関にはいるとやや狭い感じで
左右にゲタバコ(金属に穴のあいているアレ)1段あがってカーペット張りでちょっと田舎の温泉にでも来た感じで
まだここでも期待感が沸かない。

しかし、左が男湯、右が女湯の引き戸を空け番台を通ると外からは予測できなかったほど明るく開放感がある。
外からみると閉鎖間がありそうなのに中は予想に反して開放的で明るい
(入った時間、まだ外が明るかったので、西側に窓がくる男湯は日差しがさわやかなのだ)
正直これは当たりだ!と思った。 

 脱衣場は化粧板張りの木製のもの。ややレトロ。 脱衣場は結構広々していて、
真ん中に銭湯としてはやや大きめのテーブルがある。 番台の前にドリンク冷蔵庫。 
森永牛乳だったがローヤルトップ(名古屋牛乳)もある。 番台で千枚通しを貸してくれた。 
と出てからすることだね、それは(笑) 

 ここで東湯が他とちがって開放的なわけが分かった。 
普通名古屋の銭湯は脱衣場と浴室の間に流し台のある別室だったり廊下だったりする中間地帯があるのだが、
それがなく、いやあるのだが本当に脇に流し台があるだけで区切られておらず、
磨かれたガラス張りの向こうがいきなり浴室なのだ。東京型では当たり前のレイアウトだが、名古屋では珍しい。 
浴室からの見通しもよくこれが広く感じる要因だったのかもしれない。 

 浴室はどうだろう。 正面からやや浅めのジェット*2、真ん中がちょっと狭い電気湯。一番奥がやや深めの白湯が横に。 
つまりT字にレイアウトされている。 

 湯温は浴槽ごとにうまく変えてあってよかった。白湯の温度は絶妙。湯の質も透明度が高く気持ちが良いものだった。 
カランやシャワーの湯温、量も問題なし。

 明るい午後の日差しをうけながらゆっくりはいる銭湯は本当に気持ちのよいものだ。 
お客さんはだれもが落ち着いた感じで穏やかな人が多いように思えた。 
実はここは穴場かもしれない。 また行きたい銭湯がまた一つ増えた。

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