<DATA> 開店: 15:00 閉店: 23:00 定休日: 月 住所: 名古屋市南区駈上1丁目5-19 電話: 052-821-2939 |
調査日:2003/08/19(火)
新瑞橋の山崎川の南側の古い感じの住宅街にある。 まわりはなんとなく昭和を感じさせる。
さて、正面からビル銭湯のような外観だが、さほど新しい建物でもなさそうだ。
夜は明かりが目立つので細い道にあっても割と探しやすい。
入り口は半自動、入って左が鉄製の穴の多く開いた典型的なゲタバコ。
やや右にオフセットした位置にカウンターがある。正面をむくのではなく、入り口を横から見るカタチになる。
カウンターの前に左が男湯、右が女湯の入り口が並ぶ。 カウンター前には椅子とTV、道路がわの窓際にドリンク冷蔵庫。
名古屋牛乳だった。(フルーツ牛乳100円)
さて、ここの銭湯はレイアウトがどことも似ていない、 おかしな言い方をすれば、「秘密基地」的なのだ。
入ると脱衣場がすぐに見えず衝立があり、左におれると脱衣場、しかし、なぜか温水プールの観覧席のように高い位置にあり、
会談で下におりると洗い場があり、浴室なのだ。 脱衣場から浴室を見下ろすカタチになる。
脱衣場には超レトロなインベーダーゲームのテーブル筐体があり泣かせる。
浴室のレイアウトもなにか普通とちがう。 通常天井は中央が山になっているが、ここは逆山。
男女仕切りと突あたり壁にそって浴槽がL字型にある。 手前から白湯、結構湯は熱め。
角に気泡とジェット、おれまがり一部連結したカタチでつきあたり壁に電気がある。これはかなり強烈だった。
角にステンドグラス風の照明アクセサリーが壁につくりつけられており、そのちょっと手前のスペースには鶴の置物が2羽、
不思議なとりあわせだが、なぜかなじんでいる。
洗い場は、白湯手前にすこしと、外壁、脱衣場の窓の下、そして中央に衝立状のものがありその左右に並ぶ。
名古屋ではこの衝立状の洗い場は少ない気がする(東京ではポピュラーだが、、)
とにかくなにかにつけ雰囲気が不思議な銭湯であった。 地形が特殊なので、その地形がレイアウトに影響しているようにも思える。
番台の初老のご主人は丁寧で感じの良い人だった。
新しい発見を求める人にはおすすめかも。 湯の透明度けっこう高かった。 さほど混んではいないのも良い。