桜台温泉

<DATA>
開店:  16:00
閉店:  23:00
定休日: 水
住所: 名古屋市南区桜台1-19-4(桜小西50m)
電話:  052-811-2724

調査日:2003/08/12(火)

電話帳には「塩サウナやってます」と書いてある。 やや見つけにくい場所かもしれないが、煙突で確認できる。 
建物入り口付近を見るとかなり近代的なものではなかろうかと思っていたが、いい意味で裏切ってくれる銭湯である。(後述)

 入り口は自動で、建物やや右手にしており、すぐにゲタバコで左に折れるとカウンター。
カウンター右が男湯、左が女湯。 カウンターには入浴用品が並ぶ。 ドリンク冷蔵庫はカウンター前で明治だ。 

 脱衣場へ。アクリル蓋で、近代的な味付け。トイレは入って後ろを振り返り外壁側。割と綺麗だった。 
TVはカウンターがわの仕切り上部に設置されている。 ここまではとくに普通の銭湯だなと思って浴室にはいると、、

 ありました!ここまで改装されていて、タイルも今時のマスが大きいものになっているのに、
壁面上部には昔のままのモザイクタイル絵が残されているのだ。 風呂屋の大事な部分を分かっているな、、とちょっとうれしかった。
状態もよく、男女ぶちぬきで面積も割とあるものだ。 富士山ではなく、アルプスの山々といった感じのもので、
右隅には水車のついた民家が描かれている。 

 浴槽は入り口の左手に食い込む形で、(通常はサウナのある位置が浴槽) 入り口側が電気、仕切り側が薬湯、
そのまま中央仕切りに沿って突き当り壁に向かいジェット、気泡のコンビ(手前が気泡、奥がジェットで仕切り側を背にする)、
一番奥がやや温度の高めの白湯。 その奥は衝立になっており洗い場がついている、、ということはその裏側がサウナである。

 このレイアウトは鶴舞にある東効温泉に似ている。水風呂は衝立の向こう側にある。 

 湯温度は名古屋標準よりちょっとだけ高め。 シャワーやカランの湯量も豊富で使いやすかった。 
それにしてもお客の出入りが多いのに驚いた。 このクラスの銭湯はたいていぽつぽつとお客が来る程度なのだが、
ひっきりなしに訪れ洗い場がいっぱいになるほどだった。 これはすごいことだと思う。 
付近住民のコミュニケーションの場としてしっかり機能しているようだった。

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