<DATA> 開店: 16:00 閉店: 23:00 定休日: 日 住所: 名古屋市南区呼続1-8-9 電話: 052-811-4681 |
調査日:2003/11/25(火)
外観は一見近代的だが、上部などをよく見るとレトロな部分が残されている。
上部にアーチを描いた正面の壁など観察すれば伝統的な銭湯であることが確認できる。
入り口は自動ドア。 建物やや右側にオフセットされた入り口は入ると右側がアクリル蓋の下足箱、
その奥がカウンター。 カウンターのご主人は気さくで感じが良い。
入って右壁面がカウンターなので出入り口に対して横を向くように配置されていることになる。
入り口入って左側は休憩スペース。丸い机といくつかの椅子、TVなどが配置されている。
脱衣場の入り口はカウンター奥が男湯、つまり右側、左側は女湯。
脱衣場はさほど広くはないが近代的に改装されている。 中央がガラスの木製ロッカーはオシドリ社製の定番のカギ。
緩衝地帯は左(男女仕切り側)が流し、右側がサウナ室。サウナが無料なのがいい。 サウナ室を出たところに水風呂。
水風呂と流しの間が浴室への入り口となる。 浴室は近代的でレトロな部分は少しも残っていない設備充実の近代浴室だ。
浴槽レイアウトはS字クランク状。 センターからはじまり、浅めの白湯、その奥が横長になり、
奥から手前へと噴出すジェットと気泡。左に折れ曲がり、男女仕切りにぶつかるところはデンキ風呂、
その奥がボタン起動式のマッサージバス、一番奥がうたせ湯だ。 デンキは結構パワフル。
マッサージバスは相当にハイパワーだ。うたせ湯は常時湯が出ている。
ジェットからうたせ湯までが連結したコンビネーション浴槽だ。
湯温は白湯がちょっと熱めでコンビのほうは名古屋的温度だがぬるいというわけではない。
洗い場は男女仕切り側と、外壁側、つきあたり壁のうたせ湯手前までと結構なスペースがある。
浴槽が多彩なのでさほど広いという印象はないが、快適な設備としっかりしたシャワーとカランで実用性能バッチリだ。
今日的な銭湯を望むのならばおすすめの銭湯だろう。
それにしても次々とお客がやってくる。 客層は幅広い。子供からお年寄りまでまんべんなくやってくる。
お客のマナーも悪くない。
休憩スペースで牛乳を飲む。 明治牛乳100円。 TVの下に2匹の黄色いインコが飼われている。
ひとなつっこくかわいらしい。よくおしゃべりをする鳥なので観察していると面白かった。
お風呂で体を癒し、ペットで心和むというのも良いものだ。
銭湯の前には酒屋さんがあり、レトロファンなら酒屋の看板が古いものでこちらも注目だ。