<DATA> 開店: 閉店: 定休日: 住所: 名古屋市港区九番町5丁目13 電話: 052-661-4059 |
調査日:2003/04/05(土)
入り口前の半円筒状のガラスブロック壁など外観がレトロモダンな印象。
2つの入り口、左が男湯、右が女湯だった。
入るとすぐに番台があり、目の前には入浴用品の販売棚と、ドリンク冷蔵庫がある。
ゲタバコは道路向きの壁にアクリル蓋の比較的新しいものだ。脱衣場ロッカーはガラス窓などのない、現代的なもの。
ちょうど中段あたりに蓋のない棚があり、カゴなどをちょっと置くのに便利。気が利いた設計だ。
ロッカーのまわりはタイルで縁取られている。脱衣場全体的にタイル使用率が高い。
時代を通してこまめにモディファイされてきたようで、そのあたりを観察してみるのも面白い。
脱衣場浴室側上部にはヨットと海のタイル絵が残されている。
脱衣場と洗い場との間は直通ではなく、入り口が右寄りにオフセットしている。その境目にはアクリル窓で仕切りがある。
洗い場に引き戸があり浴室へ。
浴室はセンター浴槽手前が浅く、奥が深めで温度も高め。
洗い場は左右にあり、外壁側は外に突き出したようになっており、天上はトタンだ。
その洗い場部分上部が角のまるまった形状になっており、細かいタイルが時代を少し感じさせる。
が、全体的にとても清潔な雰囲気だ。
突き当たり右奥には丸い浴槽が。 円周上に3機配置されたジェットが斜めに噴出し、渦を巻くようになっている。
つまり円周上に斜めに3人入ることができ、足もぶつからないナイス設計だ。
こういうレイアウトは初めて見たがなぜ他もやらないのだろうか。良いと思うのだが。
天上はアーチ上になっており中央に大きめの蒸気抜きがある。
薄いブルーグレーのペンキがところどころハゲたのか、それが青空に浮かぶ雲のように見えて
これはこれでいい雰囲気を作っているかもしれない。
カランの湯温度もシャワーの湯量も満足できるものであった。
近所の親子が背中を流し合う姿や、おじいさん、おじさんなど家族層で利用されているのが良い雰囲気だ。
ドリンク類は品切れで確認できなかった。
家族で行かれる方にオススメできる銭湯だと思う。