長命温泉

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開店:  16:00
閉店:  23:00
定休日: 水
住所: 名古屋市港区佐野町3丁目20
電話:  052-661-1748

調査日:2003/10/10(金)

 港区の名四国道と名古屋競馬のある東の通り(環状線)の交差よりさらに南。 住宅街にぽつんとある。 
外観から伝統的な銭湯であることがわかるが改装の手が入っているのか、
塗装が直されたりしておりお客の流れが多そうな銭湯であることが伺える。

 営業時間ははっきりとわかるように照明付きの看板が門のところに掲げてあるのがありがたい
(レトロなところだと色あせて営業時間の確認がしにくいところもけっこうあるのだ) 

 暖簾をくぐると番台かと思いきや、カウンターであった。 昔は土間で左が男、右が女湯にの入り口だったのだろう。
ゲタバコが入り口左右にそれぞれにあり、中央に仕切りがある。 が、カウンター前でまた合流している。
合流している部分にはドリンク冷蔵庫が。(森永) 

 カウンターに両脇に暖簾があり脱衣場。 アクリル蓋の今時のロッカーがかなりの数並ぶ。 
男女仕切りは鏡がはめ込まれ、床には類に漏れずゴザが引いてある。 中央に椅子と机。 
脱衣場入り口、カウンターの背後にはマッサージ椅子もある。 

 流しのある緩衝地帯でケロリン桶を持ち浴室へ。 比較的新しい感じがする。最近タイルを一新したのだろうか、
明るく近代的な味付けの浴室になっている。 

 センター浴槽は手前が寝そべることのできる深さで、奥がやや深めの白湯、仕切りの向こうが電気湯。
このセンター浴槽は結構広い。 白湯は手足を大の字に伸ばしても当たらないし、電気もこれは相当に広い部類だ。 

 通路をはさんでつきあたり壁沿いに浴槽が並ぶ。 
左から薬湯、ジェットと気泡のコンビ。一番右は、温室のようになっているラドンミスト。 しっかり熱い。 

カランは外壁側が湯と水の2口、男女仕切り側がお湯のみ。なるほど、、外壁側のお湯は熱湯である。
あせって使うとやけどしちゃうかも、というくらいの温度。水でお好みの温度に調整できる幅が広いということにもなる。 

 中央側のお湯のみカランは適温になっていてワンタッチという感じ。 
多くの常連さんが真ん中のほうを使っていたのはそういう理由のようだ。 

湯船のお湯は適温。熱すぎもせず温くも無い。名古屋としてはほんの少し高めの温度かな。 
いい湯ではないだろうか。 お湯も薬湯を除いて水質が良かった。 

 壁画などはないが、男女仕切り側には近代的な1枚の面積が大きいタイルがはられており、
ストライプ状に木のある草原のような絵が3本描かれている。上から春、夏、秋となっているようで色が3色のストライプに見える。
ちょっとしたアクセントだ。 

 ここは結構広々した感じの銭湯だったので、もしここで壁画がババーンとあったらさぞかし豪快でm
また違った味の銭湯になるだろう。  

 閉店に近い時間であったがお客がかなり出入りしている。 通常銭湯として得点は高いほうだと思う。

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