初の湯

調査日：2004/1/17(土)

　ブラザー工業のすぐ東。妙音通沿いにある。　入り口左側に数台分の駐車場を備える。　
入り口は自動ドア。　建物やや右にオフセットされている。自動ドアを入ると左右にアクリル蓋の下足箱。

　さらに引き戸をあけるとカウンターのあるロビーに出る。　カウンター向かって右側が男湯、左が女湯。　
男湯入り口脇にはなつかしいテーブル筐体のマージャンゲームが。　脱衣場は明るく開けた印象。　

トイレははいって右手にある。　トイレの中にある句がまたいい。　

ロッカーはアクリル蓋の近代的なもの。　男女仕切りは凸凹になっており凹みに鏡がはまるタイプ。　
そこにドライヤーが設置される。　
緩衝地帯は区切られておらず、脱衣場の外壁よりに扇型にタイル床が張り出している。
つまり脱衣場に緩衝地帯がめりこんだ状態だ。仕切りがない為脱衣場が広く感じられるのだろう。　

引き戸をあけて浴室へ。　浴槽レイアウトは男女仕切り側に４つ、つきあたりに１つの４浴槽。
男女仕切り入り口寄りの角にはミストルームが温室のように浴室に張り出し、その前から浴槽が始まる。

手前から薬湯、入湯日はセージ＆マンダリンだった。次がデンキ。足元にも電極があるハイパワータイプ。
次に一番広い面積をもつ白湯、その奥が男女仕切り側を背に噴出す２人用のジェット。水枕もある。
ここで折れ曲がり、水風呂。つきあたり壁面には窓が開いており、この奥がサウナ室。
サウナは追加料金は特にもうけられていない。　サウナ室右側に入り口がある。　

　洗い場は外壁側に１列と、浴槽前に対面式のものが１列。　どの湯の湯加減も適度で心地よい。
　それに天井が思ったより高く、中央の湯気抜きが大きく開いており、
上面が採光されるプラトタンになっているので、明るい時間に行くととても開放感があって気持ちよい。　

　次々とお客がおとずれかなりの賑わいだ。それにもかかわらず、湯の透明度も高く、お客のマナーも良い。　
一つだけ残念な点があるとすれば椅子がなかった点くらいなものだ。　
個人経営の銭湯で現代風にしつつも成功している例ではないだろうか。　

　堀田界隈の銭湯はどこもサウナに追加料金がないのがうれしい。　
牛乳は名古屋牛乳。　名古屋リンゴ９０円。

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