<DATA> 開店: 16:00 閉店: 24:00 定休日: 住所: 名古屋市瑞穂区石田1-20 電話: 052-841-5526 |
調査日:2003/3/4(火)
比較的大きな銭湯。定員88名と書かれている。(大抵は40〜60)驚くべきはそのゲタバコの数。
外の引き戸を開けて入ると。玄関のようになっているところがあり、
その壁3面がすべて金属穴空きの蓋付きゲタバコが一面に。 学校のゲタバコのようだ。
入ると番台、広めの脱衣場。 ロッカーの鍵がまたイカしてる。普通、板状のものだが、
ここは、真鍮製の超レトロな鍵なのだ。 ゼンマイのおもちゃにとりつけるハンドルのような形状のもの。
変わっているのは、名古屋的レイアウトだと流しが浴室との間にあり、別室になっているのだが、
ここは脱衣場と一体化した感じ。流しは右手に、左手は手すりのようなついたてになっており、
桶などがおいてあり、部屋としての区切りではない。
さて、浴室だが、これが妙に広い。 おそらく後から拡張したのだろうが、センター浴槽に張り付くように、
やや斜め後方に電気、ジェット、発泡のコンビネーション大浴槽がある。
こまかく分けた浴槽は多いがこうやって連結して大きいのは広々して気持ちが良いものだ。
拡張されたと思われる壁をまたぐように左がデンキ、右がジェット。
洗い場は浴槽左右にかなり遠距離にならんでいる。お湯の透明度も高く快適である。
デンキのパワーは心地よい程度。カランはややぬるめだが、外壁側はどこの銭湯もぬるめに
設定してあるので、あるいは古い銭湯の場合構造上断熱の問題で冬場はそういうものだと思っていいだろう。
中央部は熱めにしてあるのが普通だ。
古い銭湯ながらつぎつぎとお客が入ってきた。夜の10時を過ぎていたのにこれはすごい。
脱衣場まわりの手入れや整頓がやや煩雑に思えたのが残念だが、この広さと湯に着目すれば大した問題ではない。
ドリンク類は、雪印だった。 新瑞橋から近く、都会化されてきている場所だけに、存在は貴重なものがある。