<DATA> 開店: 15:00 閉店: 22:30 定休日: 日 住所: 名古屋市中区栄1-16-9 電話: 052-231-4126 |
調査日:2003/10/20(月)
住所が栄となっているが、むしろ名駅〜納屋橋に近い。駅から徒歩でも行けない距離ではない。
目の前には劇団四季の劇場がある。こんな都会のど真ん中に銭湯なんか、、、とおもいきやありました。
外観はちょっとビル銭湯っぽい。 しかし中に入るとそれが伝統的な流れを汲んだものだと分かる。
瑞穂区のは姉妹店か?訪ねるのを忘れた。
昭和32年(だったとおもう、、)からやっているので昭和中期ということになる。
カウンターだが、限りなく番台のような雰囲気、いや、これは古い駅の木造改札の雰囲気かも。
暖簾をくぐると土間、左右に金属製の蓋に穴のあいた典型的なもの。
土間側にカウンターの入り口があってやっぱり改札みたい。 カウンターの前にちょっとしたスペースがあり、
ドリンク冷蔵庫などがある。 名古屋牛乳で、フルーツ100円。左が女湯、右が男湯。
なるほど、脱衣場にはいると時代を感じられる。 木製で中央にガラスのはめこまれたロッカー。
脱衣場と浴室の間には中庭のある典型的なレイアウト。
だがここは中庭をしきるガラス戸などはなく開放されている。脱衣場からも流しからも開放されていて、
しかも庭がきっちり手入れされている。(写真が暗くて分かりにくいが、、)
流しの部分や柱も細かいタイルではられているが目地も白く手入れが本当にしっかりしている。
男女仕切りの鏡下のパターンもモザイクタイルによるもの。
浴室は外観から予想するより天井が高め。 山形。 浴室の手入れも大変良く清潔感がある。
浴槽レイアウトは浅い白湯、深い白湯(温度高)、奥が温度低。 私は温度高とあるほうでちょうどよかった。
つきあたりの壁面下にはドーム上におくまった部分に浴槽が並ぶ。
左からジェット2連に右がデンキ。パワーは中よりやや弱め。
モザイクタイルの壁画もあるがちょっと他とちがっていてここはデザイン的。
花や鳥など理科の教科書の図案のようなイメージ。 ちょっとモダンかも。
そういわれてみれば浴室が理科室っぽい雰囲気がしていたのはこれのせいかもしれない。
浴室入り口、入ってすぐ左にある単発のカラン。ここはVIP専用か(笑)
孤独を味わえるかも。
カランやシャワーの温度や湯量も適切で快適だ。
ご主人は初老というかんじだが、カウンターに座るのは40代くらいの方だった。
浴室などこまめに手入れしている姿もみられやる気が感じられる。
オフィス街のど真ん中にあってお疲れサラリーマンには有り難い存在ではないだろうか。