<DATA> 開店: 15:30 閉店: 22:00 定休日: 金 住所: 名古屋市中川区丹後町2丁目17 電話: 052-361-2694 |
調査日:2003/09/25(木)
団地の西にある。周囲も木造家屋の多いふるい町並みでそこに溶け込んでいる。やや太めの煙突が特徴的。
外観はそれ自体が歴史のあるものであることを物語っている。 引き戸をあけるといきなり番台。 左が女湯、右が男湯。
入ってすぐ目にとまるのはその脱衣場のシブさ。 脱衣場の浴室より上部に大きい波ガラスが下がり、
その奥に海に古い帆船を描いたモザイクタイル絵。 柱のアーチも細かいタイルで貼られ歴史ある感じだ。
天井にはかなり大きく古い天井扇。 ロッカーは木製でこれも古く、中央に窓などがないタイプ。
ゲタバコははいって右側に金属に穴の空いたタイプ。
トイレが一瞬わからなかった。 ゲタバコとロッカーの間の重たい引き戸をあけるとトイレ。
一瞬あけてはいけない戸かと思った。 トイレもシブい。 決して臭くはない。 なにか懐かしい木の臭いのほうが漂っていた。
トイレの衝立も上部にアールをもつ細かいタイルではられたもの。
再び脱衣場。 脱衣場と洗い場の間につくりつけのタイル貼りの丸テーブルがある。
ここに桶などをおいてくれというものだ。これは便利。 マッサージ椅子が2つ、番台を背に並ぶ。
体重計はアナログの古いものだった。
さて浴室へ。 こちらもかなり古いがタイル絵などはない。
センター浴槽で、手前と奥の2つに仕切ってあり、仕切り上部の丸いところから湯が双方に出る。
それにしても白湯が熱い、、、手前の浅いほうもなんとか我慢して入れる熱さ。これなら東京銭湯じゃなきゃぬるいという
銭湯フリークもイチコロだ。白湯の熱さは、水で埋めているが、沸かすほうが早いので追いつかないという感じ。
名古屋の銭湯はぬるいという常識は覆されるだろう。
突き当たりの壁面は奥にアーチ状にえぐれそこに浴槽が3つ並ぶ。
左から薬湯、中層が2連の気泡。奥の部分が2箇所丸く凹んでいる。
右が電気湯。 椅子のようになだらかな曲線の段差がつけてある。
しかし、、この電気が足がつるほど強烈、これは私は無理だった。
名古屋で1,2を競うパワーではないだろうか。
左の薬湯は相当に温く、お湯といえるかどうかの温度でかなり低めに設定されていた。
気泡の部分は私にとって適温でここでゆっくりすることにした。
洗い場は左右にありカランはお湯のみ。
シャワーはついているが、残念ながら、故障しているかあるいは、出が良くなく温度が低め。
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