<DATA> 開店: 16:00 閉店: 23:00 定休日: 月 住所: 名古屋市中川区福住町7-7 電話: 052-361-6647 |
調査日:2003/03/29(土) 10/4営業確認
これは猛烈にシブい銭湯だ。 脱衣場のすべての装備が昭和初期の香りを放っている。
トイレの窓がひし形だったり、番台の背後上部にある窓から差し込む光など、、 なにやらとても和みなものだ。
ロッカーは真中がすりガラスになっている木のもの。これもシブい。男女仕切りは広大な印象で全面に鑑が張ってある。
浴室側の壁上部には、京都風のタイル絵。おや? 特筆すべきは脱衣場の浴室寄り中央にある池だ。
ちゃんと金魚が飼われている。 こういう味付けがまた和みなのである。
この池から浴室に衝立状の仕切りが伸び、その左右が洗い場になっている。
、、ということは、そうここの浴室への入り口は男女それぞれ2箇所づつあることになる。
このレイアウトは実にめずらしい。 さて浴室に入ってだが、少々くたびれた印象。 このあたりも哀愁漂ってて味であろうか。
入って逆L字に、つまり横に広がるレイアウトだ。 横向きに並ぶ浴槽は、左が白湯、右がバイブラというシンプルなもの。
電気は突き当たり左隅にこじんまりと独立した浴槽として装備されている。
残念だったのはシャワーの出がほぼ壊滅状態であったこと。 洗髪や髭剃りはやや苦労しそうだ。
いい味出してるだけに惜しいものである。
ドリンク類は番台正面に男女ぶち抜きで設置されている。 もう一度しっかり取材したい気がする。
ヘタに改装せず、当時のまま、本当にそのまま。 マニアなら見ておくべきだろう。