<DATA> 開店: 閉店: 定休日: 1,6の日 住所: 名古屋市中川区下之一色町字操出49 電話: 052-301-8295 |
調査日:2003/03/23(日)
エビス湯が廃業していたので近所の人が代わりに教えてくれた銭湯。
し、、、シブい!(感涙)こういう建物は保護指定ものである。 久しぶりにヒット!
神社の鳥居の中にある。門前町なのだろう。
建物は、この近辺のエビス湯や新元湯と共通する大正風のもの。
実際に建築年は 大正14( 1925 )年なのである。
なんとも味のある建物だ。が、しかしここは結構にぎわっている。
門前町で道が広いのか近所の老人が次々とやってくる。
番台のおばちゃんも名古屋弁バリバリでとてもやさしい方だ。
名古屋の銭湯とはどういうものかを知りたければココにくれば良い。そう思った。
名古屋らしい雰囲気すべてば味わえる。
さて脱衣場がこれまた味があり、ロッカーは真中がガラスで木のもの。鍵は鶴亀のマーク入り。
浴室との仕切り上部にモザイクタイル絵が。
これが京都奈良の風景のようで柳の木なんかも描かれている。美しいものだ。
外人さんがみたらシビれるのではなかろうか。
男女仕切りよりの浴室との仕切りにはちいさな池が脱衣場にあり、ちゃんとおおきめの金魚が
何匹か泳いでいた。 そしてその池は2段になっており、上の段は浴室の水風呂側から水槽のように見える
という遊び心もナイス。
さて、浴室だがこちらは改装されており近代的だ。湯温、量ともに快適。
はいってすぐに角のまるまった長方形の白湯があるがここは東京銭湯なみの温度。
突き当たりは左が電気で、右が円形のジャグジー。 壁のタイルは白地で、壁のアクセントとして
紺色に白で模様のかかれたセンスの良いものだ。洗い場は左右にある。
電気はさほどハイパワーではなくこのくらいが良いのではないか。 こういう銭湯がにぎわっているのはなによりだ。
それにしても雰囲気も番台のおばちゃんもふくめて懐かしい名古屋の香りがする銭湯だった。
重ねて書いてしまうが、名古屋らしさを知りたければオススメの銭湯の一つだと思う。
し、、、シブい、、、、、