<DATA> 開店: 15:00 閉店: 24:00 定休日: 土 住所: 名古屋市中川区中野新町7-69 電話: 電話帳無記載 |
調査日:2003/03/22(土)
1号線から1本北に入ると、急に生活観のある町並みになる。
外観は普通に営業を続けてレトロというより今そこにある自然なもの、という感じだ。
レトロカテゴリーに分類したので当然ながら番台。 入り口から男女にわかれ、入るとすぐ番台。
左が女湯、右が男湯。 結構シブい。 壁などは木目の化粧板ではりなおされたりしているが、
歴史ある銭湯であることは随所に確認できる。
ロッカーは名古屋の古い銭湯で共通の真ん中がガラスになっている木のロッカー。
ガラスはスモークガラスで中が見えにくくされている。 脱衣場は結構広い。
そして空気がむせておらず、新鮮なのだがそれもそのはず、道路沿いの窓が開放されており換気が良い。
ひょっとしたら外から見えてしまうのかもしれないが、自分は空気の流れが良い脱衣場のほうが好きだ。
番台の横に面してゲタバコ、それの裏側にはマッサージ椅子がおかれている。
中央部には机と長いす、ソファーもある。
入ったのが夜の10時過ぎだったのだが、ここはかなりご近所のおじさんや老人でにぎわっている。
脱衣場側に流しがある。 流しの反対側はサウナ。サウナ室がレンガっぽい外装で、脱衣場につきだして別室になっている。
サウナ前と脱衣場は背の低い衝立でしきられ、通路となっている。
浴室の壁側には水風呂が。つまり脱衣場と同じ空間に水風呂がある。これはちょっとめずらしいかも。
脱衣場と浴室を仕切る壁は明るいライムグリーンのタイルになっておりここから新しく手がいれられていることが分かる。
さて、浴室。 脱衣場もそうだが、浴室も結構広く感じる。 ペントルーフ型の天井、男女それぞれに蒸気抜きがついている。
明るい浴室だ。 レイアウトは、はいって左に高温湯、一人用サイズ。
センター浴槽は広めで、手前左側に衝立で区分された電気湯、他は白湯。湯は透明度が高く、
湯温も名古屋としてはやや高めだが快適。
通路をおいて、つきあたり壁面下には、左からマッサージ、ジェット、気泡。この浴槽も広い。
一番左は中央がへこんでおり、足をすこし落とせるようになっている。
壁面側に頭をもってくれば足元からジェットが出ているので気持ちよい。 こちらの湯温もセンター浴槽と同様。
しっかり疲れも落とすことができた。 フルーツ牛乳100円。この界隈ではちょっと高いかな。
それにしても、普通にこうした銭湯がしっかり利用されているのはうれしくなる。
しかも営業時間が結構長いので、仕事帰りの人にも良いのではないだろうか。
実際ご老人たちにまじって、ネクタイをしめた営業マンっぽい人も入ってきていた。 ありがたい存在だ。