中将湯温泉

調査日：2003/03/16(日)

川沿いにある銭湯。入り口の上が自宅？になっている。居住部分も手すりなど昭和初期の味わい。　
中に入ると木造らしい感触で、天井は格天井になっている。
ロッカーはダイヤカットのガラスをはめ込んであるタイプ。
脱衣場にある椅子も木でとても年季の入った感じがいい。　流し右に一件サウナ室かと思う位置はトイレである。　

　浴室は相当に清潔感が高く、メンテナンスが良い。お湯の透明度も高く、気持ちが良い。
浴槽は入ってすぐにセンター浴槽。手前が子供用の浅い所、置くが大人用の深めのもの。
コの字型に周りに段差があり、座れるようになっている。　
　突き当たり壁には４種類が１つに連結されたコンビネーション浴槽。
右から寝風呂（ジェット、冷枕付き）、ジェット＊２、発砲、一番左にちょっとした衝立状の仕切りの部分が電気。
パワーは丁度良い。　　天井は木造だと分かるが、緩やかな四角錘型で、中央に正方形の蒸気抜き。
淡いパステルブルーに塗られこれも綺麗に保たれている。壁面は白っぽいタイルで全体的に明るい雰囲気。　

　男女仕切り部分側のカランはお湯と水の両方が出るが、ここは水が必要だ。
名古屋の銭湯ではめずらしくかなり熱いお湯が出ている。これはありがたい。　シャワーの温度もなかなか。 　

　脱衣場のドリンク類は牛乳が確認できなかったがローヤルトップ（はちみつ入り炭酸飲料。オロナミンCのような味）
が名古屋牛乳製品なので、名古屋牛乳で固められているのかもしれない。　
　下駄箱は穴のたくさんあいた金属フタの名古屋定番のもの。

　ひっそりと、しかししっかりとした仕事ぶりの光る銭湯だ。　
喧噪を逃れゆっくり疲れをとるにはこういう銭湯が良いのではないかと思う。

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