<DATA> 開店: 15:00 閉店: 23:00 定休日: 月 住所: 名古屋市中村区道下町4-4 電話: 電話帳無記載 |
調査日:2003/02/09(日)
名古屋駅からきて太閤6の交差点を右折しまっすぐいくと右手にある。
外観がまたいい味をだしておりレトロ。
なぜか暖簾が女湯と描いてあるが中で男湯とわかれているので安心して入って欲しい。
入り口の鉄看板に「中将温泉特約店」が。
中将〜というネーミングが多いが何か関係がある!?
さて中であるが私が求めていた名古屋スタイルの典型だったのでとてもうれしくなってしまった。
街の銭湯に大切なことだが、番台のおじさんの感じがとても良い。
同日ハシゴしたくるわ湯とは大変な違いだ。
客層はやはり老人が多いが、若者や、アチラの世界の方もいらっしゃったが、
なぜか穏やかな感じでのんびりしている。いごこちが悪くない。このあたりも差が出るのだろうか。
さて脱衣場だが、これがまた名古屋風味。 ロッカーは真ん中に窓のないタイプで
これは名古屋ではめずらしいかもしれない。 真ん中に洗い場があって浴室だが、
浴室が名古屋では広いと感じる。
四角錘型天井が多い名古屋では少数派!?の山型断面。
正面の壁全面の立派なモザイクタイル絵はヒマラヤだ。これがとても見たかったものだ。
もう残っているところは少ないとおもわれる。
(湯気が多く旨く撮影できませんでした。真っ白だったのを補正で絵を引き出しています)
このようにタイル絵としては異例の表現力。 とても細かい描写で、芸術的にとても参考になる。
特筆すべきは主浴槽の白湯だがこれの水質がこの近辺ではトップクラスの透明度でとてもキレイ。
湯温もジャスト。 長湯もできそうだ。 ここにじんどってタイル絵を眺めるのは実に至福のひと時だ。
その奥がバイブラと電気が左右にならび、これはちいさめ。
電気はけっこう強烈で左右電極タイプで電極には木の枠がある。
一番奥にもややおおきめで深い浴槽があるがが、こちらは湯温高めで東京的。
薬湯かとおもいきや白ゆであったが深さもあり、年配の方に人気のようだ。
とても流行っていた。
ドリンク類は名古屋牛乳。フルーツ牛乳が90円とここいらでは安いほうだ。
風呂場、客層、番台の感じなどバランスが良くとても好印象。また行きたい。
主観的だがここはオススメである。