白菊温泉

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開店:  15:30
閉店:  23:00
定休日: 月
住所: 名古屋市西区枇杷島3丁目20-30 
電話:  052-523-1126

調査日:2004/03/04(水)

 栄生からさらに北上し、右手に東芝が見えたら左に入る。 ビル銭湯だ。
2Fより上はマンションになっているが、煙突も生えているから銭湯らしさもアピールしている。 

 1F南東角に銭湯の入り口。自動ドアだ。 南西側はコインランドリーになっていて、
その間は自転車が置かれてる。 駐車場は東側に数台分完備。 
自動ドアの正面は下足箱、左側がロビーになっていて、北向きにカウンター。 
こじんまりとロビーでシンプル。

 手前、つまりカウンターに向かって右側が男湯、左が女湯。 
ドリンク冷蔵庫は女湯側にある。 番台のおじさんは丁寧な挨拶で迎えてくれる。 

引き戸をあけて脱衣場へ。 近代的だ。 
外壁側一面に青いアクリル蓋のロッカー、そして男女仕切りの鏡下にも手前のほうにロッカー。 
トイレは入り口右側外壁側。 
自動販売機が入って右側と脱衣場つきあたり右側に置かれている。大塚製薬系だ。 

 脱衣場は結構広く横幅がある。 男女仕切りの鏡は奥のほうが女性の横顔を描いたミラーアート。 
一見浴室への入り口が2箇所にあるのか?と思える。
というのも緩衝地帯の流しが男女仕切り側にあり、その裏側が通路になっているのだが、
行き止まりで大きい姿見が設置されている。 ドライヤースペースのようだ。 

 緩衝地帯の反対側はサウナ室。通路から入る。有料100円。 
脱衣場カウンター裏には丸い机といくつかの椅子が置かれ、
男女仕切り上部カウンター裏部分にTVが設置されている。 

 脱衣場の天井は高くはないが、近代的な意匠。中央に男女側に横切るアーチ断面のデザインがされている。
浴室もビル銭湯だから天井は低いが結構面積があるし、浴槽の種類も豊富な近代的な味付けだ。
脱衣場と同様天井は高くないが白く明るい印象。

 天井の形状はフラットで湯気抜きなどはなく左右についた換気扇での湯気抜きである。 
入り口や脱衣場側の窓は上部が丸くなったアーチ状のガラスがはまっている。 

 浴槽レイアウトは大きく分けて2ヶ所。 センター浴槽と突き当り壁面のものだ。 
センター浴槽は手前の小さく浅い気泡が出る麦飯石風呂、上部に麦飯石が入っている湯口をはさみ
奥が普通の白湯。名古屋にしては温度が高く東京的。

 その奥が左右2つに分かれ、左が薬湯、右が電気。薬湯は温度が低めに設定されたコラーゲンの湯、
電気は心地よいパワーで、外壁側に段差があり座れるようになっており、足元、ふくらはぎ、
背中の部分に電極があるが、このタイプにしてはおとなしめのパワーで快適だ。 

 通路をはさみ突き当り壁面に温室のような黄色い窓がはまった2つの部屋と
その右に2人分のジェットバスがある。ジェットは突き当り壁面側から噴出す。 
その左側、つまり男女仕切り側の2つの温室のようなガラスばりの部屋の中には
右がうたせ湯、左がラドン湯となっており、うたせ湯は常時出ているタイプで1人用。ドアがついている。
左側はラドン浴で引き戸。空けるとラドン浴の独特の香がする。 割と広い。
横幅があり、2人ははいれそうだ。湯もしっかり入っているし快適。 

 洗い場は外壁側、男女仕切り側、そして脱衣場面にある。
脱衣場面外壁寄りには洗い場を挟んで水風呂と、その隣に立ちシャワーが仕切りをもうけて設置されている。 

 洗い場のカランはお湯のみ。シャワーは家庭にあるシャワーのハンドルがコックから生えているようなもの。
方向を自由に変えられる。 

 湯の温度、湯の量、透明度はいずれの浴槽でも高く、奇をてらったところはないが、堅実な印象。
お客は結構多く、年齢層も幅広い。 お客のマナーもいい。 
安心感のある銭湯だろう。 

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