ことぶき浴場

調査日：2003/10/6(月)

　春日井市外にある伝統的銭湯。駐車場もあり名古屋から車でいってもOKだ。
駐車場は釜場とつながっており薪がたくさん積んでる。ここの燃料は薪なのだ。　
入り口がちょっとかわってる。　おおよそ正面と思われるところは実は正面ではなく側面で、

その面の右端に入り口があるが、ここは土間というか、コインランドリーを横からはいる形になり、
中ほどまでいくとゲタバコがあり、中にはいると休憩スペース。　駐車場側からはいるとちょうど正面から入れる。　

　普通休憩スペースの部分は番台と同じ空間なのだが、ココは番台は脱衣場側に入っており、別室になっている。　
休憩場にはラドン発生装置が見えるように置いてあり、ギミック好きには良いかもしれない。　
上からかぶせる形の古いドライヤーもここにある。　

　さて、脱衣場。　左が男湯、右が女湯であるが、はいってすぐに正面に暖簾が。　
ちょっとした通路になっていて突き当りがサウナなのだ。　もちろん脱衣場からでも入れる。　
そしてサウナ通路と脱衣場をしきる棚の番台面には「消毒済み貸しタオル２０円」の滅菌灯の灯る棚がある。　
浴場に関する法令でタオルは滅菌などがされていなければならない。　

　番台の通路を挟んで左脇にはドリンク冷蔵庫が。名古屋牛乳であった。
コーヒー牛乳１００円。　トイレはさらに左側。　アルミの引き戸。　

　ブラウンのアクリル蓋のあるロッカー。　現代的だ。　
男女仕切りというか、サウナ通路の背には長いすが並び、中央には机がある。　
ちょっと雑然とした感じだが、お客のおじさんたちがTVに見入っていたり、雑談していたりと
アットホームといったほうがいいかもしれない。

　流しをへて浴室へ。　妙に広く感じる。　いや、広くないのだが、なにか違う、、、
そう名古屋の銭湯は大方縦長なのだが、ここは横長でワイドなレイアウトになっている。　
入ると視野広がるのでがそうさせるのだろう。　よって浴槽も横に並ぶ。

　左から、白湯、電気、奥にジェット＋２で各浴槽は低い仕切りで区切られ湯が行き来できるようになっている。　
ナミナミ入った湯はいいものだ。　そしてジェットの奥は温室のようになったラドン浴。　中に浴槽がある。こちらはややぬるめ。　
ラドン浴は独特の香りがするようだ。　天井は山型で中央に田型の蒸気抜きがある。　
入り口右側には水風呂とシャワー。　このスペースは浴室側にあり、ガラスの壁で仕切られる。　

　それにしてもお客が次々入ってくる。　客の流れが多い割には湯の質がいい。　客のマナーもいいが、管理もいいようだ。　
脱衣場とくらべて浴室の手入れがいい。　外観上の特徴は名古屋では殆どというか見たことのない、煙突のペイント。　
湯号が煙突にペイントされている。　東京では見たことがあるのだが、なぜ中部圏にはないのだろうか。

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