| <DATA> 開店: 閉店: 定休日: 住所: 愛知県瀬戸市京町2丁目18 電話: 0561-82-3351 |
調査日：2003/08/16(土）
瀬戸は町並みレトロだからとてもレトロ銭湯が町並みになじむ。 名鉄瀬戸線沿いにある古い銭湯。
外観も、はなれの部分がトイレになっており、そこへの通路は外からみえないようにモザイクタイル絵が施された
塀がある。
入り口左には軒があり、自転車やバイクが置けるだろう。 （置いてあるのは私のバイク）
さて、入るとそこはレトロの塊。 タイルワークがここの最大の見所だ。 さすがは瀬戸物の本拠地だけのことはある。
洗い場手前には池がありちゃんと鯉もしっかりしたのが泳いでいた。
その柱、洗い場前の上部仕切りには円柱状の柱に間にはタイルでモザイク画が描かれている。
中に入る、これはいい、、通常かなり古くても、床のタイルだけは１枚が大きいものに張り替えられてしまっているが、
ここは床のタイルも１角１ｃｍ程度の豆タイルので、市松模様にきれいに張られている。
古い割にはメンテナンスが行き届いているといえる。 湯船も同様。 目地も綺麗だ。
入り口にある立ちシャワーの衝立も角が二重Rになったレトロな形状のもので、
なんとここまでタイルワークでここは金魚の絵が描かれている。
さて、肝心な浴槽のレイアウトがだ、名古屋型銭湯と東京型銭湯の折衷である。
センター浴槽はちいさめのものが１つ、角がやわらかな曲線をもつ長方形で手前が浅く、置くが深い２槽式。
東京型銭湯を特徴づける壁画前に浴槽がならぶレイアウトがおそらくメインで、左が横から噴出すジェット、
右側が薬湯＋電気。 けっこうハイパワー。 やっぱり浴槽は壁画の下にならんでいるほうが広々してていいと思う。
まだ明るい時間に行ったのだが、年輩の方がたくさんみえていた。
きちんと地域のコミュニケーションの場として生きているのが分かる。
脱衣場では話に花がさいている人たちが幾人か見受けられた。こうした場所は大切ではないだろうか。
瀬戸の入浴料金は３２０円。 名古屋は３８０円。安い、、。 牛乳は名古屋牛乳であった。 また行きたいと思う。